2018年12月14日金曜日

平成30年第2回たかしま子育て連携会議を行いました

平成30年12月11日(火)15:30~高島市働く女性の家にて
今年度2回目の「たかしま子育て連携会議」を行いました。

市内の子育て支援に関わる16部門の担当者の皆様に集まっていただき、
互いの事業報告と現在の課題を共有しました。

7月に実施した第1回会議では「子ども主体の場づくり」というテーマに取り組みました。その内容をふまえ、今回は「子どもたちの育ちを大切にする支援とは何か」に焦点を当て、4つのグループに分かれて、持ち寄られた課題の中から特に話し合いたい内容を選び自由に語りあいました。
「子どもにどう接していいかわからないお母さんが増えているようだ」
「就学後に学校以外で子育てのことを気軽に相談できるところが少ないのではないか」
「保護者にとってハードルの低い相談窓口ってどんなだろう」
・・・など、普段の支援の中で感じていることについて意見交換を行いました。













グループワークの結果発表の後には、ゲストとして参加していただいた発達相談員の小菅孝子先生から、子どもの発達を大切にした支援のありかたについてコメントをいただきました。
・2歳で母親の哲学を取り込み、3歳で自分と母親のおりあいをつけ反抗期となり、哲学の時代と言われる4歳児、花開く5歳児・・・そうした発達の段階が大切。
・十分な時間・ゆったりした空間・安心感が大切。
・子どもに指示をしない、遊びに誘わない、先回りをしない、止めない。
・素材を与えないで拡散思考へ広げる遊びが大切。
・いたずらを十分にさせる、睡眠時間を十分にとることを伝える。

これからも高島市の子どもたちの育ちのために、子育て支援に関わる私たちがこうした意見交換を行い、互いに課題解決に向けて連携することを目指していきたいと思います。



2018年5月2日水曜日

平成30年度第1回たかしま子育て連携会議を行いました

新しい年度が始まりました。
市内の支援センターや子育てひろば、
それぞれの拠点の近況報告もかねて
意見交換を行いました。

「子どもの育ちに必要なことは何か」
というテーマに沿って、グループディスカッションを行いました。













・子育てサークルの数が減り、その分入園前のお子さんをお持ちのお母さんたちの居場所として、ひろばや支援センターが役割を担っていきたい。
・行事等で大勢の人が集まる日を避けて、訪れる方もある。静かに子どもを遊ばせたいお母さんもいる。
・ひろばでは子どもさんとの時間を大切にするため、スマホ使用を控えてもらうよう伝えている。
・子育てを楽しんでもらいたい。
・子育て講座やクッキングの講師の選定に苦労している。
・遊びに来ない人が孤立していないか心配。
・行事がマンネリ化していないか。
・子育てをしんどいと感じているお母さんには、子どもさんを入園させてあげてもいいのではないか。
・しんどい時に少しでも楽しく過ごせるようない場所にしたい。

その他、「子育て支援会議」の今後の在り方として
支援センターとひろばの担当者のみの会議とせず、
他の子育て機関との連携も図れるように
「子育て連携会議」へ合流することとしました。

また、たかしま結びと育ちの応援団で行っている子育て講座などを
支援センターや広場を会場として実施するご提案をしました。
年齢別の集まりで年齢に合った内容の講座を行ったり、
子育てに関する情報提供を行うなど
互いに連携して事業を行えるよう話し合いをしました。

2018年2月27日火曜日

第3回たかしま子育て連携会議を行いました

寒さも少し和らぎ穏やかな日となりました。
今年度最終の開催となりました。

今年度から始まった母子型の利用者支援事業と、
たかしま結びと育ちの応援団が取り組んでいる基本型の利用者支援事業は
妊娠を望む方から、妊娠、出産、育児と切れ目ない支援をめざしています。
体制が整いつつあり、、次年度に向けてさらに連携が図れるよう
話し合いを行いました。


日時:平成30年2月23日(金)13:30~15:00
場所:高島市働く女性の家

参加者:高島市民生委員児童委員 主任児童委員
    高島市子育て支援グループ「サンサン」
    高島市家庭教育支援センター「パラソル」
    高島市学童保育支援員連絡協議会
    高島市ファミリー・サポー・トセンターたすけあい高島
    高島市社会福祉協議会ふくしのまちづくり推進課
    高島市教育委員会 教育相談・課題対応室
    高島市教育委員会 社会教育課
    高島市教育委員会 青少年課 あすくる高島(欠席)
    高島市健康推進課・発達支援グループ
    高島市健康推進課・母子保健担当
    高島市子ども家庭相談課(欠席)
    高島市子育て支援課、母子・父子自立支援員
     高島市病児保育室「おひさま」(欠席)
    高島市子ども局子育て支援課


 各部門で取り組んでいる事業の課題を出し合い、
その背景にある高島市の状況、子どもたちの置かれている環境
制度の在り方など、原因と考えられるものは何かを
話し合いました。

①急いで取り組む必要のあるもの⇔長期で取り組むもの
②優先順位の高いもの⇔優先順位の低いもの

二つの指標を念頭に
住民の皆さんが何を必要としているか
高島市全体として何が必要なのかをあげました。


ランダムに・・・
・気軽に相談できる相手が必要(問題が大きくなる前に相談できる人、井戸端会議)
・親同士のコミュニケーション(SNSでなくリアルで)
・親子間にもっとふれあいを
・世代間の子育てに対する価値観のギャップを埋める
・地元に対する愛着(地域の行事に幼いときから参加)
・子どもが主体となる活動
・出産年齢高い人の不安をなくす
・誤った情報・氾濫する情報を整理し正しく伝える
・情報機能の集中拠点が必要
・参加しやすい親同士の交流(父子家庭も)
・利用しやすい移動手段
・家庭全体に対しての働きかけ


 




それぞれのグループで話し合われた内容を発表していただき、共有しました。
次年度の会議では、自分たちの事業でどのように取り組むのか
落とし込んでいけたらと考えています。