2016年9月24日土曜日

平成28年度第2回子育て連携会議

日 時 : 9月15日(木)15:30~

場 所 : 高島市働く女性の家

参加部門:   高島市子育て支援グループサンサン
     高島市家庭教育支援チームパラソル
     高島市社会福祉協議会
     高島市学童保育指導員連絡協議会
     高島市民生委員児童委員協議会
     高島市ファミリーサポートセンターたすけあい高島
     高島市病児保育室おひさま
     高島市社会教育課
     高島市健康福祉課
     高島市子育て支援課
内 容 : ①自己紹介
       ②事前アンケートまとめ報告
       ③連携について意見交換
意見交換記録 :
 



◆どことどこが、どのような連携でつながっているのか。
◆各部門で抱えている課題を解決するために必要な連携は何か。
◆新たな関係性、および連携先はあるか。



社協の居場所づくり
地域の子どもたちが誰でも集える場が作りたい。
パラソル活動
場所の拡大をしたい。本当に支援を必要としている人に、手が届いていない現状を感じる。
地域(区長)の協力を得たり、各地域の保健センター事業でチラシを配るなどして周知を図りたい。
育て短期支援事業
保護者が仕事や病気などで一時的に児童を養育できない場合(夜間、休日ほか)に、実施施設(きらきらクラブ)において児童を預かる制度がH28.8月からできた。ただし、他の制度(ファミサポ、病児保育など)を利用できない場合に限る。
相談窓口の敷居
知っている人に話したくない、他の人に知られたくない、サービスや支援を受けていることを人に知られたくないなどの思いが、敷居を高くしている。
連携する際の個人情報の共有はどこまですべきか
家族の状況など、子どもへの影響が大きい事由について知らされていれば配慮ができる。必要な情報は共有して支援にあたる。
病児保育室の現状
市民病院の中にありながら、受診は保護者がかかりつけ医へ行ってからでなければ預かってもらえない。また、病状悪化しても保護者が同席しなければ市民病院内でも受診はできないなど、利用者側の利便性を高める必要がある。
市民の皆さんにも知ってもらうよう情報発信する必要がある。
北部の保護者にとっては遠いため、利用しにくい現実がある。
病状が悪化した場合、お迎えは保護者でなければならず、ファミサポの送迎は利用はできないことが分かり、課題が残った。
保育が困難な家庭状況で子どもが発病したケース
ファミサポへ金曜の夕方依頼があった件。一般のサポーターでは対応しきれない部分について専門員との連携が必要である。行政の窓口が休みの場合の対応について課題が残る。
職場の理解
日頃から、子育てに対して職場内で理解が進めば子どもが病気の際など休みがとりやすいのではないか。企業等への啓発必要。
たらいまわしにしない窓口
どこへ行けばどのような支援が受けられるかを連携先の対応内容やコンセプトを互いに理解しあうことが必要。
相談者にもわかりやすいフロー図などの簡単な資料があればよい。

【まとめ】
連携の在り方を図式化してみることで、普段行われている連携を再確認することができた。また、担当部門以外で行われている連携の様子を知ることで、高島市の子育て支援の全体について理解が深まった。
今回から参加の病児保育室の活動内容について、初めて知る参加者が多く、有意義であった。今後もさらに参加部門が増え、互いに活動内容を理解しあい、連携につなげたい。
1人の子どもさんが生まれて成長し自立するまでには、様々な社会資源が関わり、支援が行われていることをあらためて感じられた会議であった。子育ての環境を守るために行われている一つ一つの支援が高島市の将来を担う子ども達の幸せにつながることを信じたい。
現在の子育て支援の状況を維持発展させていくとともに、必要な支援を的確に届け、気軽に利用できる環境づくりに努めたい。利用者だけでなく、地域の方々にも関心をもってもらえるよう、周知に努めることも必要。また、今ある支援を有効に活用できるよう、利用者に寄り添うことも必要である。