2016年2月24日水曜日

第2回たかしま子育て連携会議

実施日 : 平成27年12月11日(金)13:30~

場 所 : たかしま結びと育ちの応援団事務所

参加者 : 高島市子育て支援グループ
       高島市家庭教育支援チーム
       高島市社会福祉協議会ボランティアセンター
       高島市ファミリーサポートセンター
       高島市 健康推進課 発達支援グループ
       高島市 社会教育課
       高島市 教育相談・課題対応室
       高島市 子育て支援課
       たかしま結びと育ちの応援団

内 容 : 
〔子育て情報の配信について~他自治体の事例報告と高島市の現状~〕
 妊婦の高島高子さん(地域になじめていない、初めての出産、妊産婦情報をどこへ行けば得られるかわからない、つわりがひどくて外出しにくい)の場合を考える。
 「どんな工夫があれば高子さんにより良い情報が届くでしょうか。」

グループワークの結果

Aグループ
保健師さんの訪問は有効である
○ネットワークのない人、内気な人などにメール配信はよい
○体調の良し悪しに関係なく届けられるメール配信はよい
○リアルタイム高島の配信は、ジャンル別、地域別などあるとよい
○情報が多すぎるのもかえって不安をあおる可能性がある
Bグループ
孤立しているお母さんが「助けて」と声をあげられる窓口があることを周知する
○信頼ある情報発信源(市)から均等に情報を届ける
○母子手帳を受け取るとき、健診のときなどに案内する
Cグループ
スマホ世代のお母さんたち⇒産婦人科、母子手帳発行時にQRコード渡す
              ポスターにQRコード(目に付くところに掲示)
○リアルタイム高島⇒子育て情報一本化し、ニュースを発信する
○買い物先(スーパー、ドラッグストア等)でも情報が得られるようポスター掲示する
○ホームページをもっとわかりやすくする(課ごとの情報でなく、子育て関係はここを見ればわかる、というサイトがあればいい)

事務局まとめ
従来の訪問や紙媒体での周知に加えて、スマホ世代の妊婦さんたちにとってはインターネットを利用したメール配信やホームページによる掲示などは身近なものだという意見が多く、その方法についてのアイデアが寄せられた。
メール配信の他にSNSでの発信をしている他市町での事例を情報提供も行った。(Facebookページ・LINE)
情報を伝える機会をとらえる
・保健師訪問時
・母子手帳交付時
・健診時
情報が目につきやすい場所をとらえる
・買い物先などにポスター掲示し、
 メール登録促進
情報が届きやすい手段を使う
・メール配信
・ホームページ
SNSの活用
情報内容の改善
・信頼できる発信源からの配信
・メール配信(子育て情報を一本化、地域別配信)
・検索し易いHP

〔前回のまとめ内容から〕
 前回の所属内の課題を大きく4つのカテゴリーに分類し、各グループ別々のカテゴリーの中からテーマを設定し、話し合う。

グループワークの結果

Aグループ「支援する担い手の確保」
個々の団体が養成講座等を行うのではなく、共同開催してはどうか
○「自分に何ができるか」を考えてもらい、動ける時間帯、できることが違う人を多く集め組み合わせていくことで、担い手を確保する
○セカンドライフを高島でという移住者にも積極的参加してもらえば、移住者が地域に溶け込むことにもつながる
Bグループ「子育て中の親御さんのネットワークづくりのお手伝い」
○同じ立場の人同士のつながりは安心して話せる機会づくりとなる
SNSの活用をする
○メールで呼びかける
○女性の家を拠点としてつながってもらう
○くるくる市に来るお父さんお母さんに呼びかける
○自主的なグループ作りのお手伝いをする
○赤い羽根共同募金委員会からの女性を受ける
Cグループ「移住者や子だくさん家庭にやさしいサービス」
○高島市は保育料・医療費について充実しているが、子どもの数、年齢による制限をなくす
○保育者、介護職の確保も重要
○企業における家族手当等の増額努力
○民間企業や商工会などとのコラボをもっとする
○移住者にとって、地域での寄付金は負担となっているのではないか
○移住者を増やす努力と同時に、流出者を防ぐ施策を考える

事務局まとめ
テーマの内容は全く違うが、取り組みを考えていくうえで、共通する意見がでていることがわかる。
同じ課題を抱える部門同士の連携をすることが必要
企業、民間団体とのコラボレーションによってできることの幅が広がる
今後、さらに関係各部門同士の関係性を深めるとともに、新たに協力し合える部門を積極的に開拓し、働きかけていくことが大切だと考える。